夢は大きく インテリジェンスは低く 辻谷商店+つじや食堂ブログ

なまらリアルなスーパーボール

  
 辻谷商店、商店なのに商品の紹介があまりないのですが、人知れず毎日雑貨や衣料、石鹸から食料品までいろんなものが入荷しています。

アメリカからは「なまらリアルなスーパーボール」１個４２０円。雲までリアルですが、陸地の部分が案外アバウトなので、地理の先生がみたらご指摘を受けそうなゴキゲンなつくりとなっています。

同時に昔懐かしい「日光写真キット」や、あなたも教科書のページの端に描いたことがあるかしら？「パタパタ本」、覗くと世界が七色に見えるレンズや、バードコールなどなど、無くても困らないけれどあったら楽しい雑貨が届いています。

 本日、水曜日は定休日です。６月１３日の「虹のわマーケット」の飾りつけを考えたり、ポスター掲示のお願いに町へ行ったりしようと思っています。ここ何年か、細切れに考えていたことが、最近になって点と点を結ぶようにつながって形になっていきそうな感じがしています。結んでいるのは、自分達ではなくて、自然につながることができた友達や、お店に足を運んでくれる方たちのように想います。こうゆうことは、どんなことよりも嬉しい嬉しいことです。　　そんなことを感じさせてくれる友達のＨＰ　http://wakka.biz　道東の空気をＰＣの画面上からでも胸いっぱい吸い込める素敵なページです。本当に！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あや

 
 

母の日、でした。

辻谷商店のすぐ裏には、水郷公園という素敵な公園があります。なんだろう橋、というあまりロマンチックではない名前の大きな木製の橋を渡ると公園にでます。

冬の間は、白鳥が公園内の池においでになっていて、パンの耳を持って会いにいくといつも、そんなにお腹すいてないのよねというふうに、クチバシでパンをついばんでくれます。

今日はもう白鳥の姿はなくて、何種類かのカモが水面をいったりきたり。今夜はたまたま、香川のウドン入りカモ鍋を頂いて、幼い子供たちに「このお肉なに？」と聞かれて「ほらほら、今日見たでしょ、カモさん」と答えてしまいました。「かわいそうじゃんかあ！」

と困惑ぎみの彼らに、「だってニワトリさんのお肉は美味しい美味しいって食べてるじゃん！」とケンカになりそうでした。　　　それはさておき、公園内には水芭蕉や野花が何種類か咲いていて、水辺にはカエルの卵もあったりしてなかなかに楽しい散歩となりました。 
水芭蕉は、尾瀬に山歩きに行ってやっと会える幻の花とばかり思っていたので、初めて道東に来てふつうに群生しているのを見た時は、水芭蕉たちに鼻で笑われているような気がしました。

去年覚えたのにすっかり名前を忘れてしまった野花や、クレソンなどが、まだまだ寒いけれど咲き始めていました。

 この町生まれの連れ合いいわく、河川改修される前の釧路川の名残を感じられる公園、ということです。お姑さんがこの町にお嫁に来たときに橋の上から覗き込んだ釧路川は、真っ青でこわいくらいきれいだったとも聞きました。

幼い人たちの目に映るものと、大人たちが幼かったときに目にしたものとが重なる瞬間が、もっと沢山ありますように。

 辻谷商店にいらしたときは、水郷公園にもちょっと足をのばしてみてください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新しい入荷ですが、オールドマンズテーラー製の、洋服やバッグ、靴下などが並びました。荷物をとくたびに背筋がシャンとなり、お店に並べさせて頂けることがほんとうに光栄な１点１点です。　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　子供用のシャツも数点入荷しました。写真のサイズはいずれも１１０です。 
 
 
キルティングバッグも大きい形、小さい形で入荷しました。写真でご紹介していない生地で作られているものもあります。是非、お店に来て手にとってご覧いただけたらと思います。

同じくオールドマンズテーラー製の、リネンのストールやキッチン用リネンも並んでいます。
      
 
また、リトアニアのリネン製品も沢山入荷しました。ただいま小躍りしながらお店に並べる準備をしていますので、いらして下さい。
 
 

 今日は母の日でした。

自分に何人子供がいても、母の日は自分にとっての

｢母」の日という感覚はなくなりません。だから娘から

贈り物をもらった時は不思議な感じでした。

でも、お菓子の空き箱と折り紙とティッシュでこしらえ

たケーキは、私の娘の証のような贈り物でした。

よかった！　　　　　　　　　　あや 
 
 
 
 


  
 

乙女モデル！

 
週末になると乙女たちは、乱暴でちっとも言うことをきかない小さな弟や妹からのがれて、お店の屋根裏部屋や近くの公園を自由に遊びまわっています。時には、お使いをたのまれたついでにいくらかのお小遣いをもらって、近くの角藤商店さんにお買物にも行きます。

今日は自転車で帰ってきたところをモデルになってもらいました。もちろん、「モデル代はおやつでね！」ということで。

２人が着ているのは、ヨーロッパのビンテージ子供服。

左）帽子５８００円　ワンピース３９００円　パンツ私物　靴６８００円　　　　　右）ベレー帽５７７５円（ハミング）　ワンピース６８００円　靴５８００円

ごく小さな子供から７，８歳くらいまでの古着のヨーロッパ子供服が色とりどりに並んでいます。来週は夏物も並ぶ予定です。乙女たちもモデルのお仕事する気満々です！

 
ヘンプソックス、春夏デザインで沢山並びました。

このソックスを履き始めると、ほかのは履けなくなるといっても過言ではないくらいの履き心地と丈夫さに加えて、色も編み方も様々です。

ヘンプが入ることによって、夏涼しくて冬は暖かで蒸れないという、都合のよいソックス。男子、女子用に加えて、子供サイズも２サイズ展開であります。今までテロテロのおじさんソックスを何十年も履き続けてきた、おしゃれごころも薄い実家の父も、最近このソックスを愛用しているといいます。今なら色もデザインも豊富にあります。贈り物にも良いです。

辻谷商店にあるものの中でうんと好きなものがこのチェコのお鍋。鉄なべがホーローびきになっていて、どっしりと重たくて愛らしい蓋がのっています。

「３匹のクマ」の物語で、森で迷った女の子が勝手に留守のクマの家に入って、鍋に残っていたお粥を食べるところがありますが、まさにこの鍋があったとしか私には思えないようなイメージの鍋。

ストーブの上にのって豆なんか炊いてたらいいねえと思いますが、まだやっていません。キャンプにもって行きたいなあと思っています。カレーですね。　　　　お値段は小さいものが一万円くらい、大きいのが２万円しないくらいです。チェコのデッドストック。古いものですが、どんなお宅で眠っていたのかとか、うちみたいな商店の在庫だったのかとか考えると嬉しくなります。

夕暮れ時になり、シトシト雨の弟子屈です。

今日もいい１日でした。よかった。

今頃誕生している人や、生涯を終えている人がいると思うと、これから農協に買物にいくのさえもありがたい儀式のような心持です。では、ごきげんよう。　　かしこ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　あや