「on-doc.(オンドク)」
長く厳しい冬を迎える前の、秋の道東。
私達の暮らす森と湖の小さな町、弟子屈町にて、
心にポッと灯りがともるような素敵な夜のご案内です。
今年でデビュー30周年を迎えた原田知世さん。
そして、プロデューサー、ギタリスト、音楽家 として活躍する
伊藤ゴローさんをお招きし、
歌と朗読の特別企画『on-doc.(オンドク)』をお贈り致します。
Tomoyo Harada 朗読会 ~30th Anniversary ~
『on-doc.(オンドク)』
朗読・歌 原田知世
音楽・演奏 伊藤ゴロー
とき 10月14日(日曜日)
会場 辻谷商店 (弟子屈町湯の島3丁目)
開場 18:30 開演 19:00
料金 ¥6000(税込み) 全席自由・70席限定
主催 辻谷商店 企画・製作 ショーン・ハラダ / 333DISCS
出演者プロフィール
原田知世
1983年、『時をかける少女』で映画初出演。以来、女優、シンガーとしてキャリアを築いている。近作は、映画『サヨナラCOLOR』、『紙屋悦子の青春』、『東京オアシス』、 『しあわせのパン』、2011年NHK前期連続テレビ小説『おひさま』など。
シンガーとしても、デビュー当時からコンスタントにアルバムを発表。
90年代以降は鈴木慶一らとのコラボレーションによる数々のアルバムを制作。
邦楽ミュージシャンとしては初となるスウェーデンのプロデューサー、トーレ・
ヨハンソンを迎えてのアルバム制作、それに伴うオール・スウェディッシュ・メンバーとの国内ツアーなどで多くの新しいリスナーを獲得。独自の足跡を残してきた。
2007年、デビュー25周年記念アルバム『music & me』をリリース。
この作品には、プロデューサーに伊藤ゴローを迎え、参加アーティストには、鈴木慶一、高橋幸宏、大貫妙子、キセル、オニキユウジ、高木正勝など豪華なメンバーが顔を揃えた。
2009年、アイスランド語で ” 島 "を指す言葉をタイトルに掲げた、ソロアルバム『eyja』(エイヤ)を発表。日本とアイスランドでレコーディングを行った同作品は、プロデューサーに再び伊藤ゴローを迎え、細野晴臣、大貫妙子、いしわたり淳治、mum、ヴァルゲイル・シグルドソンなどが楽曲提供している。高橋幸宏らと結成したバンドpupa(ピューパ)としても活動中。
2012年、デビュー30周年を迎える。
haradatomoyo.com
伊藤ゴロー
作曲家、編曲家、ギタリスト、プロデューサー。
ソロ・プロジェクトMOOSE HILL (ムース・ヒル) 、布施尚美とのボサノヴァデュオnaomi & goroとして活動する傍ら、映画やドラマ、CM音楽も手がけ、国内外でアルバムのリリース、ライブを行う。commmonsよりリリースしたPenguin Cafe Orchestraの『tribute』 『best』や原田知世直近の2作『music & me』『eyja』他プロデュースワークも行なう。2011年naomi & goro & 菊地成孔名義で『calendula』をリリースしヒットを記録。また、青森県立美術館にてサウンド・インスタレーション「TONE_POEM」の発表や「方言を使った作曲」のワークショプ、原田知世との朗読会「on-doc.(オンドク)」を行う。2012年4月に2年ぶりとなるソロアルバム『GLASHAUS』をリリース。ジャズ、クラシック、ブラジル音楽を基調に書き下ろしをし、クラシックギターの演奏を軸にのぞんだインストゥルメンタル作品集で、リオと東京で録音。ジャキスモ・レレンバウム(チェロ)やアンドレ・メマーリ(ピアノ)らが参加。 青森県立美術館夏の企画展《Art And Air ~空と飛行機をめぐる、芸術と科学の物語》のサウンドトラックも担当する。
itogoro.jo naomiandgoro.com
チケット発売開始 2012年9月16日(日)10時より開始
(定員に達した為、完売致しました。)
[店頭販売]10:00〜17:00
[電話予約] 10:00〜12:00/14:00〜17:00
(いずれも水曜日は定休日のため対応しておりません)
○70名様限定のライブです。○お一人様2枚まで購入可能です。
○前売券が売り切れた場合、当日券は発行致しません。
○未就学児の入場は禁止させて頂きます。
○当日の撮影・録音・録画等は一切禁止させて頂きます。
○チケットの販売は店頭・電話予約のみの対応となります。
○インターネット・E-mailでの受付はしておりません。
○営業状況により対応が難しい場合があります。
Tel 015−482−4020[辻谷商店]
本公演に寄せて
ちょうど2年前の今頃、カーオーディオから流れる音楽が、伊藤ゴローさんプロデュース、原田知世さんの「music&me」に変わりました。山の麓の自宅を出て、森の小径を抜け国道沿いの牧草地を眺めながら、知世さんの歌と一緒に私達の店に向うのです。森の小径が落ち葉で埋もれ牧草地が色褪せても、木々が重い雪で頭を垂れ国道が氷に覆われる季節が来ても、毎日まいにち、その歌の中に風景は在りました。季節はニめぐりし、その間に小さな事も大きな事も、沢山の出来事や想いがありました。どの季節にもいつも変わらず添い続けてくれた歌は、今では小さな子どもたちの唇からもこぼれることがあります。幾度か、物語のような場面が浮かびました。欲張った気持ちからではなく、心にポっと物語のように浮かんだ場面でした。10月14日、その場面が本当の夜となることが決まりました。ほんとうに、心から嬉しく思います。 辻谷商店より