朝なかなか起きられない理由を低気圧のせいにしてきたここ何週間のわたくしでしたが、朝3時半くらいからしらじらと夜も明け、抜けるような青空がすでに広がっている午前7時前後に、なんとか今日の始まりを瞼の裏に実感しております。(ここで頷いた方、お友達になりませんか?)
子供が小学校にあがると同時に、起床時間にも社会性を求められるようになり、いくらなんでも8時10分には教室の席について朝学習というのをやっている彼女のイメージから逆算していくと、午前6時あたりにはもう台所でトントンと、味噌汁のネギなんかを刻んでいる自分の姿が本来あるべきお母さんの姿、なのですね。
そうして、おみおつけのいい香りに、わたくしの「○○ちゃ~ん、ごはんよう!起きていらっしゃ~い!」の声を乗せて彼女は起床。2年生ともなれば、自分で用を足し、顔を洗って髪をとかす。たまには、可愛くヘアゴムで結ってあげる母のわたくし。そのうち、父親や下の子供たちもさわやかに起床。「オハヨウ!」と皆が今日1日の始まりに喜びいっぱいに微笑みあっての朝ごはん。きょうの献立は、昨日わたくしがこしらえたジャガイモのにっころがしの残りに、ホウレンソウのおひたし。もちろんホウレンソウは自家菜園の朝採れ!お味噌汁の具は豆腐とワカメ、味噌はもちろんわたくしのお手製。育ち盛りの子供達たちには、ベーコンがカリカリに焼かれたものがつく。デザートはりんごで、もちろんウサギちゃんにカットしてある。最後に、湯冷ましして煎れた美味しい日本茶をすすって、娘は早々と学校へ登校。下の子供達も、きれいにお顔を拭いてもらって、各々のカバンを肩から提げて、父親の車でげんきに登園。
そんな風であったらなあ。あらねばなあ、と気持ちばかりが前のめりだった日々も過去のものとなり、今は「できるようにしか、できない!」をスローガンに日々を送っている。天然、自然系雑誌が沢山発刊される今日この頃、仕事もこなしながら、育児にも自分なりの考えをしっかりともち、お家にはムダなものがほとんどなく、子供のものは手作りし、春になれば畑をおこし、地域の行事にもきちんと参加する・・・・そんな女性が沢山紹介されている。しかも、毎日のお昼は手作りのお弁当ですってえ!
素敵だなあ、できるっていいなあ、と思いつつそうでない自分も嫌いにならないでいられることはなんと幸せなことだろうね!こちらがどんな風であっても、体全部で愛情を表してくれる子供達は、私にとって神さまに近い。こんな私を嫁にしてくれたKatzは仏さまに近い。
週末、久しぶりにお店に来てくださった同世代のお客さん。帰り際に、「お互い頑張りましょうね!」というと、「頑張んない、頑張んない、生きてるだけで頑張ってるからあ!」といいながら去っていった。大好きだなあ、と思いながら後姿を見送ったが、この人は本当に頑張っている人なんだなあ、としみじみ思ったりした。また来てね。 あや
母ちゃんにプレゼントだよう!!!!(ミミズ)
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