7月10日~8月23日までの短い期間でしたが、辻谷商店前のテントにて開催していました「テントセール」のご報告です。(テントセールについては、当ブログのカテゴリー「テントセール」にてご覧下さい。)
ご報告が大変遅くなりましたことをお詫びいたします。ほんのささやかな額ではありますが、売り上げの一部を寄付にあてたいという思いがありまして、セール終了後に寄付先について自分なりに色々と考えていました。以下、売り上げのご報告と寄付先をお知らせいたします。
<売り上げ>7月10日~8月23日 合計103,400円
上記売り上げのうち下記の金額を寄付他に使用いたします。
<寄付先>「アフガニスタン 山の学校支援の会(代表 長倉洋海氏)」 30,000円
※会員登録という形で送金させていただきます。
<その他>長倉洋海氏の写真集購入予算 30,000円
写真集「長倉洋海 地を駆ける」4,800円 購入
その他写真集検討中(辻谷商店内閲覧用)
「アフガニスタン 山の学校支援の会」につきましては、是非、長倉洋海さんのホームページからご覧になっていただければと思います。
テントセールを始めようと思った頃に、長倉洋海さんの「フォトジャーナリストの眼」という本の中のお話しに心が動いたということがありました。寄付先につきましては、被災地やワクチンの為の費用などなど、少ない知識とわずかな額を思って色々と考えましたが、山の学校支援の会に決めたときに、今回はここにさせて頂くのが自分の気持ちに正直に添う感覚がありまして、そうしました。
写真に詳しい訳でも、沢山の写真に触れている訳でもありませんが、長倉さんの写真を拝見させて頂くのがとても好きです。人間というものがとても美しく見えます。小さい頃に好きで観ていた「素晴らしい世界旅行」という番組の始まりの映像では、幼心に、人間が大きく美しく様々であることを感じましたが、その時の感覚にとても似ていて、過酷な中で生きる人々や戦禍の写真にさえも、人間であることの希望を見ます。
この世界の様々な問題や悲しい出来事の詳細に触れ、情報を得ることで何かアクションを起こそうと思う方も多いと思いますが、自分にとっては写真1枚が語りかけてくれたり、一篇の詞が気づかせてくれたりすることが多く、そのような形で表現する人に、より信頼を寄せます。
実際に何かの運動に参加したり、もっとダイレクトな方法もあるとは思いますが、写真1枚から遠くの国や人を想い、願う平和もあると思います。
写真集は個人で購入するには高価なものではありますが、より多くの人と共有できる辻谷商店、つじや食堂という場所を持っていますので、そこにわずかの冊数になりますが予算の中から購入して置きたいと思います。現在はまだ1冊ですが近日中に購入いたします。
最後に、テントセールのきっかけを下さり、衣料などを数多く提供くださったOmni Peopleのsakaeさん、スタッフの皆様に心から感謝いたします。また、セールにお越し下さった皆様ありがとうございました。今後もささやかですができる事を考えていますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
辻谷商店
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。