今年が明けて早いもので、もう4月となりました。今年の道東地方は積雪は例年より少ない印象なのですが、日中の気温が低かったため、雪融けがいつもより遅く感じられます。
先月末には、暖かい日が続いたかと思ったら、また雪が降りました。なかなか春はすんなりやって来てはくれない様です。
それでもこの道東の長い冬も残すところ一ヵ月といった感じでしょうか?春の訪れと共に皆様に素敵な公演のご案内をお届け致します。
連・蒼き響 弟子屈公演
大阪生まれ。3歳でクラシックバレエを始め、僅か7歳でボリショイバレエの交換留学生に選ばる。
19歳でプロダンサーとしてデビュー。
フランス、ドイツ、イタリア、ギリシア、インド、韓国、中国、日本、アメリカなどの国々で、そのパフォーマンスを賞賛される。
「踊りの原点」とは、何かと問い、古代から伝わる日本の“舞”の探究に入る。長年にわたり“舞の巡礼”として日本全国を踊り渡り、舞踊の技を極め、舞いにおける深い精神性を学び、那須シズノ舞「スパイラルビジョン」を醸成する。
西洋と東洋を超え、母なる自然のリズムに繋がる独自の“舞”の 探究から生まれた最新作、「火の女神ペレと雪の女神ポレアフ」(2009年、2010年発表)は、
“自然”と“ムーブメント”に対するシズノの情熱とインスピレーションを表現する代表作である。
「自然のスピリットは、荒涼とした火の女神ペレの島に吹く風の動きの中に見ることができます。そして、陰と陽という全く相反するエネルギーの絡まりの中にも。...
私たちは、新しい観点ですべての存在との繋がりを意識することで地球を癒さなければなりません。」と語るシズノは、 現在、ハワイ島ボルケーノ在住。
新たなるスピリチュアルビジョンの探究を続けると共に、日本とハワイを結ぶ国際文化交流とダンスの指導に力を注いでいる。
那須シズノ公式サイト
http://dance-shizuno.chu.jp/index.html
ヴォーカルアーティスト リアノン
ボーカルアーティスト、Rhiannonは、音楽は、“革新”、“癒し”、“変容”、そして“社会変動”をもたらす手段であるというビジョンを持つ。
女性だけのジャズアンサンブル「 Alive!」、アカペラアンサンブル「SoVoSo」、ボビー・マクファーリン等とのコラボレーションで、
独自のインディペンダントアーティストとしての地位を確立。
過去数年の間に、WeBe3、 Joey Blake and David Worm、Abraham Laboriel、Alex Acuna、Otmaro Ruiz、Jetro daSilva等と世界ツアーに出て
即興アーティストとしてのスタイルを確立する。
2011年には、自身の人生と教授法に関する新しい本“The Vocal River”と即興コラボレーションの制作プロセスとパフォーマンス風景を描いたドキュメンタリーCD/DVDが発売される。
体全体を使った即興ボーカルと“All The Way In”と呼ばれるサウンドヒーリングプロセスは、世界各国で注目を浴びている。
現在、ボストンのバークリー音楽大学院教授でVocal研究を教える
リアノン公式サイト
http://www.rhiannonmusic.com/home.cfm
郷右近富貴子
阿寒湖アイヌコタン在住のアーティスト
幼少よりアイヌ舞踊を習いつつ阿寒の大自然に囲まれて育つ。アイヌ民族の口琴・ムックリ、樺太アイヌの弦楽器トンコリを演奏する。近年では姉である床絵美との
コラボレーションで東京での公演を行い高い評価を得ている。また、2010年には中央アジア・サハ共和国で開催された世界口琴大会に招待され部門別で3位に入賞している。
阿寒湖アイヌコタンのポロンノ勤務。3児のお母さんでもある。
ポロンノ公式サイト
http://www7.plala.or.jp/poronno/
アフリカンパーカッション オマール・ガイ
1976年西アフリカ・セネガル・ダカール生まれ。幼少の頃よりジャンベ・ドゥンドゥン等の打楽器を学び始める。
20歳の時にNewYorkのMamona Keitaのバレエ団のオーディションに合格、打楽器奏者として参加、プロとしてのキャリアをスタートさせる。
後フィンランド・日本・セネガルのコンテンポラリーダンス集団『KAZE』に参加、2年間に及ぶヨーロッパツアー(モスクワ・ヘルシンキ・コペンハーゲン等30都市以上)
を行い、なかでもフランスのカンヌ国際フェスティバルでは2万人を越える観衆を集め高い評価を受ける。
99年に来日。以来様々なジャンルのミュージシャンのツアー・レコーディングに参加。その温和な人柄とメロディアスかつ力強い演奏で多くの人を魅了してきた。
2011年に自然が豊かな場所で暮らしたいと弟子屈町に移住。
写真家 ジャンネ・ワトソン
私はこの地球と私たちの関係、そして地上でどのように私たちが動きどのような要求を地球にしているか、そんなことに興味をそそられています。時間と自然要素が織り成して行く形式が私の辿る旅路を案内してくれるのです。私は自分のカメラを通じ、今この瞬間に地球が伝えようとしていることは何か?と問いかけます。」 ジャンはハワイ島にて、アヒル、牛、猫一匹、そしてリアノンと同居中です。
連・蒼き響 弟子屈公演
4月26日(木) 開場18:30 開演19:30
入場料 大人 前売り¥3500 当日¥4000
中高生 前売り¥1500 当日¥2000 小学生以下無料
本公演はアーティストの意向により小さなお子様もご入場戴けます。公演中は保護者の責任の元、マナーを守ってお楽しみ下さい。
会場 辻谷商店
川上郡弟子屈町湯の島3丁目 Tel&Fax 015−482–4020
主催 連・蒼き響実行委員会 後援 弟子屈町
チケットのご予約・お問い合わせは辻谷商店015ー482−4020、またはメール[email protected]または、このブログのコメントにお問い合わせ下さい。辻谷商店規模の会場ではなかなか見る事の出来ないアーティストの共演です!是非沢山のご来場をお待ちしています!!
先月中旬、初めてニーシャ(シズノ)さんにお会いした時、心の中が何かでいっぱいになりました。お会いして数分しか経っていなかったのですが、目の前に居る1人の女性の存在に感動していました。また、そういう気持ちになる自分に、驚いていました。
ニーシャさんは長い髪の小柄な、少女のような女性でした。十数年、踊ることをやめていたけれど、この公演から「私はまた踊り始めるのです」という事を、お話ししてくれました。店内をクルクルと見渡しながら、「ここでもやりたいわ、できるわよ」とおっしゃいました。「このスペースでしか出来ないパフォーマンスを・・・」と。
最初、公演のお話を頂いた時、お断りしていました。自分達の店では、サイズもイメージも充分に添えないのではないかと、そう思ったからです。そでれもニーシャさんは、私達に会うのが楽しみですとおっしゃって、何度もハワイからお電話を下さり、会いに来てくれました。
ニーシャさんが「ここで」、と強く想って下さるのなら、やりたいと思いました。心が動くというのは、こういう瞬間だと思います。沢山のクリアしなくてはいけない諸々や時間の限りを知っても
なお、突き動かされる何かがあって、これまでだってそういう風にしてやってきたではないか、と原点に立ち返った気がしました。
翌日、数人の友人達や子ども達の前でニーシャさんは踊りました。子供達は笑ったり驚いたりしながら、誰ひとりそこを離れませんでした。26日の本公演も、沢山の子ども達に見て欲しいとおっしゃっていました。アーティストのリアノンさん、ジャンネさんとお会いできる事、これまで見たことや聴いたこともない何かがここで生まれることに、ワクワクしています。友人の富貴子ちゃんや、Katzの親友であるオマール君との共演で何が起こるのか。こんなに未知な公演は初めてかもしれません。沢山の人達と、この時間を共有できることを、心から願っています。どうぞ宜しくお願い致します。
辻谷商店
追記:弟子屈町、ならびに照明関係でお力をかして下さる沢木さん、本公演を応援して下さる皆様、本当にありがとうございます。また、私達とニーシャさんを繋いでくれた、静岡・夢家のYOさん、YUMIさんに、感謝いたします。
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